多忙期ゆえ、ろくなものを食べていない彼らに🚺がお弁当を作ってきたよ。

九十九
「五臓六腑に染み渡るとはこういうことを言うのでしょうな。とても美味しいですぞ〜🚺氏〜。」
へらへらと笑いながら「ややっ、これは美味…!」とか「ボクは料理をしませんが、手が混んでることはわかるのですよ。🚺氏、ありがとうございます。」と言ってめちゃめちゃ褒めてくれるし、感謝もしてくれる。

海藤
「お前の作った飯は食べ飽きることが無えだろうな。」
うまいうまいと言いながら食べる海藤さん。「プロポーズみたいですね」というと「そう取ってもらっても構わねえぜ」とにかりと笑う。

黒岩
「………」
無言で黙々と食べる黒岩。特に感想を自ら発信することはないが食事中は目元が和らぐタイプ。食べ終わった後には「助かった。」とだけ言って、また仕事を再開しようとするので「美味しかった?」と聞くと少しだけ間が開くものの、「…ああ、美味かった。」と返してくれる。

桑名
「へぇ…、驚いたな。」
青黄赤白黒と彩に気を遣った弁当を目にすると思わず驚嘆の声を落とす桑名。
「有り難く頂くよ」そう言って早速食べ始めると、感想待ちでそわそわとしている🚺が目に入り、ふと息を漏らすように笑って「ん、うまいな。」「これもよく味が浸かってる。」「好きな味付けだ」とおべっか無しの感想を並べる。ーーと同時に手の込んだ手料理たちが自分の好物ばかりなこと、それからいつもは言われるような体を気遣う言葉がないことに気付いた桑名は、ふと箸を止めて🚺と好物ばかりが詰められた弁当を交互に見ると、「理詰めより重詰め…か。」とぽつりと呟く。もしかしたら🚺はそんな作戦じみたことは考えてないかもしれないが、桑名には十分効いたようで🚺に視線を向けると「🚺、この後は一緒に寝よう。いつも心配ばかりかけて悪いな。」と眉尻を下げながら穏やかに笑った。