・Trick or Treat!とコスプレした🚺がやってきた
海藤
「トリックオアトリートだぁ?なんだお前、俺に菓子を寄越せつってんのか?」
むしろ俺が持ってると思ってんのか?と言葉を加えるものの、目の前でお菓子待ちとばかりに手を差し出す〇〇のコスプレ姿に眉間に深い皺が刻まれた。〇〇のコスプレ姿はよりにもよって素肌の上から包帯をただ巻いただけのような、やけに体のラインが強調されたミイラ姿だ。変態三銃士のことが無かったとしても、この恰好で外を出歩かせるのは危険じゃねぇのか?痴女と思われても言い訳は出来ねぇだろ。心配から「ちっとばかし、露出が多いんじゃねぇか?」と忠告を零したが、お菓子が無いと分かった〇〇は少しばかり頬を膨らませて顔を背けやがった。
「海藤さんお菓子くれないし、そんな意見を言う権利なんてないですよ」
「わかったわかった、あとで菓子でもなんでも奢ってやるからその恰好で外を出歩くなよ、分かったな。」
「えへへ、はーい。」
松金
「ハッハッハ、俺相手にそれを言う奴なんざ嬢ちゃんぐらいだろうな。だが、ちょうど菓子を切らしてるところでな、これでも持ってけ」
白い歯を見せて豪快に笑いながらも菓子がないと財布から一万円を取り出して渡してくる松金の親父。お金が欲しいわけじゃないんだけどなぁと思いつつも、厚意を無下にするわけにもいかずきちんと頂いく。
羽村
「へぇ、随分と気合の入った格好じゃねぇか。…で、悪戯ってのはどこまでの事を言うんだ?」
血濡れのナース服に身を包んだ〇〇を見た羽村は、〇〇の腰を抱き寄せると、開いた片手で顎を掴むようにして上げてから、視線を絡めニヤリと笑った。
東
「お前……コスプレするような年か?」
心底呆れたような様子でため息交じりに呟くも、うまい棒やカルパスなどの駄菓子系を詰めたお菓子袋を手渡す東。
「随分と準備がいいんですねぇ、東さん?」というと、「な…ッ、これはシャルルにきたガキ共に渡すために用意しといたやつだ!」と盛大にツンデレムーブをかましてくる。