C¡P在籍の女はもれなくハニトラ要員に使われるから、大事な場面でしくじらないようにグ‼︎アンハ¡オ時代に性‼︎教¡育されていて、その中に卒‼︎業課.題としてセッ…実習があったらいいよねって話(長)
ああ、困ったぞ。遂にセックス実習の日程が組まれてしまった。
当日までに相手を決めておくよう言われたが、「今度私とセックスしない?」なんて言える筈がないじゃないか。仮に誘えたとてジャブラは調子にのりそうだし、乱暴そうだし、ブルーノは優しいけれど体格的にもとんでもないものを持っていそうだし、こうなったらなんだかんだ優しいルッチにでもお願いしようか。一瞬カクの事も頭をよぎったけれど、彼にお願いして関係性が変わるのもなんだか怖くて、私は早速ルッチの部屋へと向けて歩み出すと、「おい、〇〇」なんてやけに上から目線な言葉が私の脚を止めた。
「………何よ。」
思わず不愛想な返答になってしまったのは、声の主が私を散々虐めぬいてきた年上の男だからで、虐めっ子は取り巻きたちを横に並べて、私を取り囲むよう壁際へと追いやってはにやにやと下世話な笑みを浮かべた。
「お前、明日セックス実習があるんだってな」
なんで情報がもう漏れているんだ。にやにやと下世話に笑う理由が分かってぞぞぞと腕に鳥肌が立つ感触を覚えた私は、露骨に嫌そうな表情を向けて「あるけど相手ならもう決まってるから他をあたってよね」と決まっているフリを向けたのだが、虐めっ子はそれが嘘だと見抜いているのか、私の顔をじろりと見ると「へぇ、相手は誰だよ」と問いかけるので言葉が詰まってしまった。
「そ、それは……」
この男の、品定めをするような目が嫌いだ。此処でこの男をはったおしても良いけれど懲罰室行きになるのだけは御免で、かといって相手のいない私が言い淀んでいると、男たちの背後から「相手はわしじゃ。」という言葉が割り込んできて、私たちは全員目を瞬かせることになる。特に虐めっこはさあっと血の気が引いたように顔を青くして背後を振り返れば、其処に立つカクの姿にひくりと口端を引きつらせていた。
「先ほど誘われてのう。……まぁ、そういうわけじゃ。〇〇を誘っても無駄じゃぞ。」
どこか笑いを言葉に滲ませるカクに取り巻きが何か言おうとしたのだが、それを虐めっ子が「おい馬鹿やめろ」と制すと少しばかり罰の悪そうな表情を向けて、その場を立ち去っていった。カクは男たちの姿が見えなくなるまで見つめては「…っとに油断も隙もないのう」と呟いて、それから私に視線を移して「〇〇もよく絡まれるのう」と笑った。
「ありがと……いや、でもカクが間に入ってくれて良かったよ。お陰で実習相手がアイツになるところだった」
アイツだけは御免だね。と姿が見えなくなったことをいいことに、小さな悪口を零せば、カクは少しばかり私の顔を見つめたかと思うと「じゃあわしだったらいいのか?」と問いかけてきたので、私はまた目を瞬かせることになった。
「え?」
「いや、アイツは嫌なんじゃろう?」
「え、あ、うん。」
「でも相手は決まっていないと」
「そう、ですね」
「じゃあわしにせんか、その実習相手」
カクはあっさりと、実にあっさりと私に誘いを向ける。その誘いに照れだとか恥ずかしさだとかそんなものはなく、明日遊ぼうぐらいのノリだったので私も「え、あ、うん」なんて言葉しか返せずにいると、カクは少しばかり満足げに目を細めて「約束じゃからな」と笑った。
翌日、遂にセックス実習が始まった。セックス実習はそれぞれ時間や日にちをずらしているため、1組につき個室一部屋でゆっくりと望むことが出来るのだが、それにしたってこれからセックスするぞなんて流れは恥ずかしいものでしかなく、それが幼馴染相手であれば尚更。急激な恥ずかしさに苛まれた私が、部屋の奥にある簡易ベッドに倒れ込んで枕を抱きしめると、カクは少しばかり呆れた様子で「不真面目じゃのう」と息を落とした。
「んんんんん、だ、だってさぁ………い、今から……そのスるわけでしょ…?いや、というか、カクだって、その、そもそもさ、私で勃つの?…とか、た、…勃つわけないよね~~~、その、私たちは、幼馴染だし。」
半分はこれからの行為に対する言い訳と、恥ずかしさの誤魔化しだが、半分は本気だ。なんせ私たちは小さな頃から一緒にいる幼馴染だ。何なら一緒に水浴びをしたことだってあるし、最近はないが小さなころに裸だって見たことがある。
そもそも彼が何故私の相手に立候補してくれたのかは分からないが、同情で誘ってくれているのであれば行為中に大きな問題になる、はず。そういうことも考えての問いかけだったのだが、私の問いを受けたカクは私を見て長いこと沈黙を走らせた後、それはそれは大きなため息を吐き出してはベッドに寝転ぶ私へと近付いて、そのまま私の顔横に手をついてまるで組み敷くように体をベッドに上げた。
此方を見上げる顔は何処か怒っているようなものだったが、ぐり、と私の太ももに押し当てられたばっきばきに固くなったそれと「勃つに決まっとるじゃろう」と余裕なく零す彼に、私は顔に熱を集めながら息を飲むことしか出来なかった。