黒岩
「何をしている」
意識を手放した🚺を囲む男達 。男達の手が🚺の服に伸びている様子を目にすると、瞬きのない瞳で男達を睨みつけ、静かに「もう一度聞く。…彼女に何をしている。」と問いかけた。その後の男たちがどうなったのかは言うまでもないが、気を失った🚺を見つめると乱暴された時についた傷を指先で撫でるとお姫様抱っこで持ち上げて夜の帳が降りた街中へと消えてゆく。
相馬
「彼女に手を出すのはやめて貰おうか。」
音もなく男の背後に立った相馬は「なぁ、頼むよ。大事な人なんだ」と穏やかな口調で言葉を紡ぐが、🚺からは見えない男の背中にアイスピックを突き立てる。その瞬間、男の頭には死を予期するようなけたたましい警告音が鳴り響き、男は「す、すいませんでしたぁぁ!」となんとも情けない声をあげて逃げ出していった。逃げ出す男を🚺が呆然とした様子で見ているうちにアイスピックをしまい、彼女へと近づいて手を差し出すと笑みを浮かべた。
「無事で良かったよ。……立てるか?」
そう呟いた言葉は酷く穏やかなものだったとか。