「申し訳ない、あなたを待たせたくはないのですが、まだまだ終わりそうにないのですよ。」
九十九課にて、画面に向かいキーボードを叩いていた九十九が〇〇の言葉に手を止めると、眉尻を下げながら申し訳なさそうに呟く。〇〇を待たせたくないのは本心だが、八神氏からの依頼は急を要する内容だ。仕事を放り出すという選択肢はなく、「先に帰ってて下され〜」と声を掛けると仕事に取り掛かる九十九。暫くして仕事が片付いて息を溢すと、いつの間にか隣に椅子を机に寄せて突っ伏した状態で眠る〇〇の姿に気付いた。
「…フヒ、…こんなとこで寝てしまったのですか。健気ですなぁ…」
そっと立ち上がり上着をかけてあげれば、暫く隣で寝顔観察が続く。